ロジャー・ダルトリー 翻訳

ロジャー、新『トミー』ツアーを語る

投稿日:2012年1月27日 更新日:


ロジャー・ダルトリーのトミーツアー、そのきっかけは

2011年のTCT公演で、スケジュールに1日空きが出てしまい、どこにもあてがなかったロジャー。

(毎年ブッキングの苦労話には事欠かず。ある年にはラジオで公募まで。フー・ファイターズは断ったから大丈夫だと油断してたら1年後にホテルのロビーでバッタリ。真剣な顔で「やるよな?」と言われて「ハイ」としか言えなかった、とか・・・、毎年本当に大変なようです)

そこで、自分のソロ北米ツアーのバンドを呼ぶことから始まった、と他のインタビューで語っています。 更に偶然、ミドルセックス大学の学生達によるインタラクティブ・マルチメディア課題と平行し、トミーのアニメスクリーンが彼等によって作られました。 若い彼等による『トミー』の再解釈に多いにインスパイアされた様子は公式サイトthewho.comのウェブマスターのブログにて確認できます。

今までも素晴らしかったが、チャリティ公演として始めることで、音楽作品としてどれほど見事なのかを再発見、「これは聞いてもらわなくちゃ」と決意した。だからこそこうやってツアーに出ているけど、実際に驚くほど良い。 映画では出せなかったもので、映画は気に入っているが、ケン・ラッセルから見た『トミー』。舞台版トミーはピートとデス・マッカナフの見方。でも俺にとっては常に「その音楽」で、意義がある。それに素晴らしいから、絶対に飽きがこない。(トミーは)クラシック風に書かれた音楽作品で、トミーのことをひとりの人間としてみなしたことはなく、いつもトミーは俺たちみんなのことだと捉えている。「僕を見て、僕を感じて、僕に触れて、僕を癒して」と、俺たちみんなが叫んでいる。 声は今までより良く響くようになっている。ショーはかなり長く、トミーのところだけで10分はあって歌いっぱなし。少し他の奴が歌うのもあるし、サイモンが歌うのもあるけど、殆どは自分で歌う。大変な歌唱作品。豊かになり、響きが今までとは違うが、ジョニー・キャッシュみたいなもので、最後に彼の声は全く同じではなかったけど、最高の仕事だったからね。

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