モッド・カルチャー


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Mod(モッド)とは1950年代にロンドンに出現したサブカルチャーで、1960年代半ばにピークを迎える。

戦後を迎え、抑制され、社会階級によるクラス分けに退屈したワーキング・クラスのティーンエイジャー達は、今まで彼等の歴史になかった「消費のためにお金を使う」最初の世代でもあった。それまでの世代は厳しい労働条件を耐え、日々の暮らしの支払いに精一杯だったのである。

戦争に勝ったとはいえ、イギリスは、国土の荒廃もさることながら、戦争中は武器や食料品の代金支払いを遅らせていた武器貸与法が廃止、財政は困窮、戦時中と変わらぬ配給制が続き、苦しい状態であった。

そこにGIによってアメリカの豊かな消費社会を目の当たりにすることになる。
彼等GIがもたらしたのは物資だけではなかった。音楽も然り、である。

黒人達のブルースはアメリカの白人達よりも前に、GIによって持ち込まれ、イギリスで聞かれるようになった。英国の階級社会に通じていれば分かるが、労働者問題は黒人差別問題に最も近い。だからこそ彼等の音楽が俺たちに響いたんだ ーロジャー・ダルトリー

モッドのライフスタイルは、ファッション、クラブ、そして音楽を中心に回る。

ティーンエイジャー達は親の世代のように朝から晩まで働くことを拒み、娯楽に興じるようになる。
ファッションの特徴は他に詳しい書籍が美しい画像付きでたくさん出版されているので、それを見た方が早いだろう。

このサイトではザ・フーとモッド・カルチャーに焦点を定めていこうと思う。

 

以下を順次編集予定

イタリアンスーツ

ゲイが発祥地 ー男性の女性化ファッション、女性の男性化ファッション ( -->その後、男らしさを追求するラディズムへの変化)

BBC『四重人格』ドキュメンタリーでは、ピート、アイリッシュ・ジャック、リチャード・バーンズがコークに集まって話し合うシーンで、モッド姿のロッド・スチュワートが髪を櫛で梳かしつけているのを見て、ピート達がゲイだと思ったこと、ゲイ達がモッド・ムーブメントに一歩進んだのがどんなに勇気がいったかをピートが語ったシーンが時間がなくて割愛された ー マット・オケイシー

マス・ユース・カルチャー

中産階級のユダヤ人ーザ・フーのユニオンジャック・ジェケット誕生のエピソード

マネージャー・ミーデンの仕掛け

『レディ・ステディ・ゴー』とテーマ曲『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』、そしてその終わり

投稿日:2012年7月8日 更新日:

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