My Generation
マイ・ジェネレーションは1965年に発売されたザ・フーのファースト・アルバム。
これぞザ・フーのアンセム。イギリス人に「ザ・フーといえば?」と聞くとまず、「マイ・ジェネレーション」と答える人が多いでしょう。60年代のモッズ・カルチャーを象徴するバンドなのです。
スウィンギング・シックスティーズ(発展的・開放的な60年代)という時代を背景にし、戦後の英国若者文化がどう発展していったかを掘り下げていけたらと思います。 ブルースから始まり、ポップ・アートの落し子を経てロックの雄となったザ・フーのメイン・ソングライター、ピート・タウンゼントの音楽的ルーツ、他のメンバーの音楽的影響までも最終的に考察していきましょう。
50年という歴史、その前にあたる彼等の親世代、果てはロンドンという土地柄の西洋音楽に対する立ち位置まで、ルーツを探る長い旅になりそうです。
記念すべきファースト・アルバムでありながら、版権をめぐってプロデューサーのシェル・タルミーと裁判になり、本国イギリスでは長い間販売できなかったいわくつきのアルバム。2002年に和解しました。
その驚くべき過程は以下のフェイスブック・ページのノート投稿をご覧下さい。
アルバムをめぐる「製作過程〜裁判〜2002年の再発」までの軌跡を追ったクリス・チャールズワース氏のブログ翻訳
「マイ・ジェネレーション」 – その奇妙な物語 : Part 1
「マイ・ジェネレーション」 – その奇妙な物語 : Part 2
「マイ・ジェネレーション」 – その奇妙な物語 : Part 3 (2017年3月現在未投稿)
マイ・ジェネレーション
タイトル | My Generation |
---|---|
発売日 | 1965/12/03 |
収録時間 | 36:13 |
レーベル | 英:Brunswick 米:Decca |
スタジオ | IBC Studio |
参加アーティスト | Nicky Hopkins |
UK盤タイトル『My Generation』
モノ・オリジナル・トラックリスト
- A面
- アウト・イン・ザ・ストリート - Out in the Street 解釈 訳詞
- アイ・ドント・マインド - I Don't Mind (James Brown) 解釈 訳詞
- グッズ・ゴーン - The Good's Gone 解釈 訳詞
- ラ・ラ・ラ・ライズ - La-La-La Lies 解釈 訳詞
- マッチ・トゥー・マッチ - Much Too Much 解釈 訳詞
- マイ・ジェネレーション - My Generation 解釈 訳詞
- B面
- キッズ・アー・オールライト - The Kids are Alright 解釈 訳詞
- プリーズ・プリーズ・プリーズ - Please, Please, Please (James Brown/John Terry) 解釈 訳詞
- イッツ・ノット・トゥルー - It's Not True 解釈 訳詞
- アイム・ア・マン - I'm a Man (McDaniel) 解釈 訳詞
- リーガル・マター - A Legal Matter 解釈 訳詞
- ジ・オックス - The Ox (Townshend/Moon/Entwistle/Hopkins) 解釈 訳詞
US盤のタイトルは『The Who sings My Generation』
後ろにビッグベンを従い、よりロンドン色の強いアルバムカバーに変更。
- A面
- アウト・イン・ザ・ストリート - Out in the Street
- アイ・ドント・マインド - I Don't Mind (James Brown)
- グッズ・ゴーン - The Good's Gone
- ラ・ラ・ラ・ライズ - La-La-La Lies
- マッチ・トゥー・マッチ - Much Too Much
- マイ・ジェネレーション - My Generation
- B面
- キッズ・アー・オールライト - The Kids are Alright
- プリーズ・プリーズ・プリーズ - Please, Please, Please (James Brown/John Terry)
- イッツ・ノット・トゥルー - It's Not True
- ジ・オックス - The Ox (Townshend/Moon/Entwistle/Hopkins)
- リーガル・マター - A Legal Matter
- インスタント・パーティ - Instant Party
国内盤「マイ・ジェネレーション・スーパー・デラックス・エディション」誤訳、国内盤掲載歌詞について