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サイモン・タウンゼントのフルバンドによるライブ演奏

投稿日:2012年12月7日 更新日:


(The Whoと競演し、カバー曲も出している)「グレイトフル・デッド」のボブ・ウェアーが所有する、サンフランシスコにあるTRIスタジオで9月14日に収録された [Simon Townshend サイモン・タウンゼント]のフルバンドによるライブ演奏。

これまでにオンラインで2回中継されたものがYahooビデオになりました。

サイモン・タウンゼント(ギター・ボーカル)
トニー・ロウ(ギター・コーラス):サイモンの殆どの曲をプロデュース。ジュリアン・レノン、ペット・ショップ・ボーイズといった数多くのミュージシャンと共演してきたベテラン。
スコット・デュボーズ(ドラム):『トミー』ツアーで既におなじみ、ロジャーのバンド「No Plan B」やドン・フェルダーのバンドでも活躍。
デイブ・べステ(ベース):24のキーファー・サザーランドの設立したレーベル「Ironworks Music」に所属する「ロコ・デルーカ&ザ・バーデン」のベーシストで、コーラスも出来ちゃう!

 

インタビューでは、サイモンは自作曲について、ほとんどが回顧的で、個人的な経験に基づいていて、思いついたらすぐ曲にすると言っています。
アルバムというのはジャーニーだと語るサイモン。

これは『四重人格』ツアーでのザ・フーの狙いというか、期待される役割と重なる部分も。

すなわち、デジタル主導世代の一曲ダウンロードシステムから、完全なアルバム様式への回顧です。
ロック・オペラとしてよりもむしろダブル・アルバム形式を前面に押し出し、シングル主導であった60年代を描くのにダブル・アルバムを必要とした皮肉をツアー前に掲載されたピート・タウンゼントの公式サイトインタビューで読む事が出来ます。

『トミー』日本ツアーの名古屋公演で、自作の『The Way It Is』を歌う時に用いたギター「ギブソンのエヴァリー・ブラザーズ・ヴィンテージ」、ロジャーのギターを借りたのかと思いましたが、実はロジャーからの誕生日プレゼントだったこともビデオではわかります。
「$11,000はする」と言っていますが、世界で400数十台残っているうちの何台かをロジャーが所有しているんでしょうね。
名古屋公演では、カポだかコードだか、何かが違うのをロジャーが指摘して、「それじゃThe Way It WASだろ、ギャハハ!」と笑っていたような気がします。

他にも2012年9月の撮影ということで、ロジャーのマイクがローディーケースから突然出て来たりしますが、ロジャーが「ダルトリー兄弟」と呼ぶのはやめて欲しいと思っているようです。

1 The Way It Is
2 Bare Essence
3 Denial
4 Pinball Wizard (At Pretty Green in London)
5 Electric Friend
6 Won't Let Go
7 So Real
8 Bed of Roses
9 She Asked Me (Interview)
10 She Asked Me(Studio)
11 Making Waves
12 Time Bomb (new)
13 Leaving This Town
14 Heal
15 Looking Out Looking In
16 Forever and A day
17 Going Mobile
18 I'm The Answer

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