いよいよ明日に迫ったオリンピック閉会式。
BBCによれば、テーマはズバリ「The Symphony of British Music」
「50年以上を網羅して集められた音楽、それに音楽だけではなく、ファッションやカルチャーも」ということだ。
ザ・フー公式サイトにある『四重人格』ツアー記者会見ビデオの後半でオリンピック閉会式のことが語られているので、直前の気分を盛り上げるため、EJ風に書き起こしてみました。(@36:00頃〜)
インタビュアー:オリンピックのパフォーマンスを行なうにあたって、準備していることは?
RD: 僕たちがやるって発表されたの?正式発表?
PT: ・・ええと、ジョージマイケルもいるよ。
RD: 彼が?
PT: ラッセル・ブランドもね。ジェシー・Jと一緒に歌うんだ。
RD: 僕たちは「あるもの」を、準備はしましたが・・・。
PT: ・・・ええっと、実際に、今日、「発表」になりましたよ・・。
RD: 僕たちはあるものを準備しました、ええと、僕が準備したんですが、ピートが僕に自由な采配を任せてくれたんです。イベントの、素晴らしいフィナーレですよ。というのは、ロック・ショーじゃないんです。ライブではできないんですよ。「クチパク」しないとね。どんなことでもして、ライブだって出来るんだけど、・・僕たちは50年もやってきたんですからね。でも、一日中競技が行なわれていますし、技術的な問題が大きくて・・・
PT: マドンナには難しいだろうな・・・アッ・・・(あわてて自分で口をふさぐ)
RD: (笑って)とにかく、楽曲を録音しましたが、それは・・・
PT:・・・なんてこと言っちゃったんだろ・・。
RD:・・・僕たちは楽曲を録音したんですが、このオリンピックに向けての素晴らしいエンディングになると思います、まさに、この国から起こった、「偉大な音楽」を示すものです。この国は素晴らしい音楽を世界に送り出して来たんですからね。これは僕たちが単に、オリンピックのエンディングにいるっていうことじゃないんです。僕にとって、ただ「ザ・フーがテレビ番組に出る」ってことじゃないんですよ。
PT: ・・それ、カリブ海に行きたかったって言ってるのかい・・(笑)
RD: うん、でもね、これはザ・フーがテレビに出るってことじゃないんです。競技場で、おそらく人生でこれっきりの8年間を、そこにいるために与えられた人達がいるイベントで、その最後に相応しい、素晴らしい音楽を作り出すっていうことに他ならないんですよ。
PT: 賛成!
RD: 故郷に帰るのに、混じりっけなしに、大喜びで・・・、でも願わくばきっと、全員にとって、「競技場まで辿り着けた」のと、「競技が出来た」喜びがあるんです。これはザ・フーについてじゃないんですよ。もっともっと、ずっと、それ以上なんです。ショーは、イングランド、・・「大英帝国から生まれた芸術」についてになるはずで、それを表現するために、僕たちはあそこにいます。それに、僕の思いついた音楽は、本当に・・・、良い作品を見事に演出してあるんですよ。
PT: 彼が自分でそう言ってるとしても、です。
RD: そうだよ。とても誇りに思っています。心から誇らしいですよ。本当に誇らしく感じているんです。
PT: 上手くいっていますよ。間違いなく上手くね。それはおそらく「メドレー」と呼ばれるものでしょうが、完全にそうではないんです。非常に、綿密に構成された、テーマを持つ楽曲なんです。
RD: その中には恐ろしくたくさんの想いが込められていて・・・
PT: そうです、それが驚くほどよく上手く出来ているんですよ。
RD:合っているよね・・・
PT:すごく上手くいくだろうと思いますよ。
〜インタビューここまで
如何でしょうか。
読んで下さった方に、少しは閉会式までのお楽しみが増えたらいいのですが。