トミー・ツアーのギタリストで、ザ・フーの新しい音楽監督、フランク・サイムズの手掛けるミュ—ジカル。
The Doorって面白い題名ですね。theがつくからポツンとひとつだけあるのかと思ったのに、サイトを見れば、そうじゃない。
その人にとってそのドアしか選択肢がない、他は見えていないかのような・・。(theがつくことでそこにだけスポットライトが当たっているかの印象)
ミュージカルのストーリーはエイジングに関するもので、現在18歳位から60歳までの男女キャストを募集中。
「ドアを開けば、そこには何かのトランスフォーメーション(変化)が我々を待ち受けているはず・・・」
様々なザ・フー・プロジェクトを手掛けるフランクが開けようとしている「その」ドアの先はどうなっているんだろう?
これからのザ・フーと相互に影響し合うのを見るのが楽しみだ。
ザ・フーとの活動をまとめたフランクのウェブサイトはこちら
「番外編」ということで、更に蛇足ながら
『トミー』ツアー及びオリンピック、『四重人格』ツアーの意外な秘密
それは・・・・・
Skype。
ピート・タウンゼントがITAライブ配信の件でロジャー・ダルトリーを説得するのにhotmailアカウントを作り、ファンからEメールを募集していた頃を知るものにとっては衝撃的な変化でもある。(ピートはメールを印刷してロジャーに渡していたのだから)
ロジャーが「家中で唯一あるコンピューターは趣味の鉄道模型を動かすため」と言ってたのは今から10年くらい前だったろうか。
自分でも言っているように、ロジャーはTechnophobia(テクノフォビア=科学技術恐怖症)でも、Luddite (ラッダイト=技術革新反対者)でもないらしい。
既にメールをこなし、スカイプもお手のもの。
これがあるからこそ、アメリカにいるフランクやローレンと仕事ができるのだ。
様々な技術を駆使し、自信があるからこそ、『四重人格』ツアーでの新しい取り組みやバッキング・トラックの 成功が彼等には既に見えているに違いない。
出来れば日本でも是非見てみたい。