ザ・フー

ザ・フー公式サイトインタビュー集

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表紙

2007年11月、ザ・フーの史上初公式サイトthewho.comがローンチしました。
以来、数々のインタビューが行われてきましたが、殆どが音声フォーマットで発表されたため、日本人ファンには辛いものがありました。

今回、2008年〜10年のロジャー・ダルトリーの音声インタビュー、2008年~09年のピート・タウンゼントのEmailインタビューの邦訳を一冊の本にまとめました。

本書から生じる利益は、全てロジャー・ダルトリーが支援するイギリスの若年性癌患者の慈善団体「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」に寄付されます。

同団体の運営費は、ロイヤルアルバートホールの定例公演をメインに、イベント型の収入を中心に賄われていますが、今年のコロナ禍のため、大きな打撃をうけています。どうか皆様のお力をお貸しください。

古いインタビューではありますが、それ以降の活動において、各アイディアがどう進化したのか分かる発言がたくさんあり、クリエイターとしてのピート、パフォーマーとしてのロジャー、同時期の二人の反応を比較することによって、一つの案のどこが採用され、どんな風に形を変えていったのかが伺えます。

本人たちの言葉で編集なしに語られる内容は、真摯で、二人になった今でも、ザ・フーというバンドにある何かに触れることができるでしょう。

ファンならずとも、今後音楽史におけるザ・フーという存在を知っておこうという方にとっても、転換期の貴重な資料ではないかと思われます。

やたらガッツリ濃い〜ぃロジャー&ピート祭り!よろしくお願いします!

序文:ロジャー・ダルトリー
インタビュアー:ロブ・リー
翻訳:kallan
写真提供:ウィリアム・スナイダー
オリジナルロゴ・アートワーク提供:リチャード・エヴァンス
協力:thewho.com、ロバート・ローゼンバーグ(ザ・フーのマネージャー)

A5サイズ  132ページ カラー  
製本版 2450円(税込) 電子版 (ダウンロード不可)1100円(税込) 

〈ロジャーQ&Aの例〉
・レア曲を演奏する上での問題点
・BBC「トップ・ギア」出演
・ツアーについて:お金の為だとか、ピートはやりたくないのにロジャーの為にやっていると言われることについて
・ロジャーの先祖
・キース・ムーンの映画化
・日本単独ツアーのきっかけ
・日本人聴衆を前にした演奏で感じる特別なこと
・モントリオールの逮捕事件
・アイルランドの爆破事件

〈ピートQ&Aの例〉
・ロジャーと二人でアコースティック公演を開くのは・・・
・ツアー・バンドをレコーディングに使いたくない理由
・「トミー」のテーマ
・オリジナルメンバーが二人だけになった現在のザ・フーは果たして「バンド」なのか
・『ババ・オライリー』のバッキングトラックの通説「コンピュータにメヘル・ババの伝記を入力」は真実ではない。では、どうやって作られたのか
・初期の楽器破壊で表されたオート・ディストラクティブ・アートは現在どう深化したのか

本書掲載のロジャー・ダルトリー音声インタビューは第一回目のみファンクラブページにて視聴可能です。本書掲載のピート・タウンゼント・インタビューの原文は現在全てthewho.comから削除されています。

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