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今年で17年目を迎えた若年性癌患者のためのチャリティー「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」公演で、ザ・フーは3月30日と4月1日にパフォーマンスを行いました。

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今年で17年目を迎えた若年性癌患者のためのチャリティー「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」公演で、ザ・フーは3月30日と4月1日にパフォーマンスを行いました。

特に初日はこのチャリティーコンサートが始まって記念すべき100回目であることから、オープナーとしてノエル・ギャラガーがサプライズ出演し、撮影も行われました。

当初はアコースティックで、バンドとしては1989年以来、28年振りにアルバム「トミー」が全篇再現されるとアナウンスされていたのですが、これがチャリティであることから、十分なリハーサルが取れないこともあり、何ヶ月も前からロジャーが「アコースティックは諦めるかもしれない」と示唆していた通り、すべての曲がエレキで演奏されました。
会場ではロジャーが「もしアコースティックを演っていたら、未だにリハーサルしていただろう」と説明、ピートは「実のところ俺のせいだ、アコーステッィクで十分デカい音が出せなかったんでね」と話したそうですが、会場ではかえって歓迎されたようです。

尚、今年のツアーは、ベースのピノ・パラディーノがジョン・メイヤーのツアーに参加するため、代わりにロジャーの(日本を除く)ソロツアーに同行していたジョン・バトン(日本語表記は彼が参加した長渕剛公式サイトに従っています)が代理を務めます。

セットリストは3月30日が「アイ・キャント・エクスプレイン」「サブスティチュート」を演奏した後に「トミー」フルセット、その後に「ウォント・ゲット・フールド・アゲイン(無法の世界)」「ジョイン・トゥギャザー」「ババ・オライリー」「フー・アー・ユー」をアンコール休憩なしのノンストップという順番でしたが、4月1日は最初に「トミー」全曲を通しで演奏した後、「アイ・キャント・エクスプレイン」「サブスティチュート」「アイ・キャン・シー・フォー・マイルズ(恋のマジック・アイ)」「フー・アー・ユー」「愛の支配」「ババ・オライリー」「ウォント・ゲット・フールド・アゲイン(無法の世界)」という流れでした。

また、3月31日はポール・ウェラーが出演しましたが、ロンドン市長が楽屋でロジャーに頼まれて、即席にポール・ウェラーの登場アナウンスを引き受けるというハプニングもありました。

次々と入ってくるファンやメディアのレビューを読みますと、概ね満足の声が上がっており、英有力紙「テレグラフ」では「引退ツアーが今後20年続くのであれば、まだ見に行くだろう」と締めくくられています。

リンク先は会場であるロイヤル・アルバート・ホールによる初日のまとめ記事。多数の写真が掲載されています。
コメント欄に3月30日の「ウェルカム」〜「俺たちは騙されないよ」までの動画、4月1日より「愛の支配」の動画を投稿します。

http://www.royalalberthall.com/about-the-hall/news/2017/march/in-pictures-the-who-mark-100-teenage-cancer-gigs-with-a-special-performance-of-tommy

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