60年代から音楽評論家として活躍するクリス・チャールズワース氏のブログによれば、ソースは「Louder Than Words」フェスティバルにプレゼンターとして出席したウィルコとのインタビュー。
ロジャー・ダルトリーとのコラボアルバム『ゴーイング・バック・ホーム』で受賞したシルバー・ディスクを病院で受け取ったとき、ウィルコはまだ何本もの点滴や痛み止めのモルヒネのチューブに繋がれていたそうですが、それに生き延びたとき、ロジャー・ダルトリーがやってきて、「もう一枚アルバムを作ろうぜ」と言ってくれた、と非常に喜んでいる様子が描かれています。
ザ・フーのサポート・アクトとして、今まで経験したことがないほどの数のオーディエンスを前にパフォーマンスを行い、長年ビジネス的に報われなかったものの、遂に正当な評価を得るだろう、とあります。
ブログは「もはや僕を驚かせるものは何もないよ」というウィルコの言葉で締めくくられています。
もうすぐ『ゴーイング・バック・ホーム』スペシャルエディションも発売になるロジャーとウィルコ。
新たなアルバムの可能性ですが、現実的には、ロジャーが「いや、一度限りだから成功したんだよ」と、近頃話題になっている「オアシス再結成発言」の元になったインタビューで語っており、ウィルコとの新しいアルバム作成には消極的な様子。
しかし、50周年ツアーの合間に何かのかたちでウィルコとのコラボを望むファンは多いのではないでしょうか。あんなに素晴らしいのですから。
ウィルコとザ・フーのダブル・ヘッド・アクトで日本ツアー、なんていう奇跡が起きれば最高ですね♪