本日7月24日はザ・フー来日10周年!
あの暑い(×10回)夏の一日、「脳裏に焼き付いたぜ、ギター・スマッシュ!」という方も多いことでしょう。
あのギターの破片は、即座にピートのパートナー、レイチェルによって集められ、ロンドン在住の家具デザイナー、ジミー・マーティンの手でコーヒー・テーブルへと生まれ変わりました。
2006〜07年のワールドツアーでは、会場に据えられたモバイルスタジオから、レイチェルがホストを務める番組「In The Attic」と、ザ・フー公演の最初の3曲が生中継。
日本での視聴時間は午前3時半頃〜という大変厳しい時間帯にもかかわらず、ツアーの熱気が伝わってくる、ファンにとっては刺激的な時期でもありました。
その小さなスタジオの中央に据えられていたのがこのテーブル。
(リンク先スクロールダウン)
http://www.jimmiemartin.com/SPECIAL_PROJECTS.html
一時はレイチェルの動物保護チャリティ資金捻出のため、「一口10ドルでくじに参加すると抽選で一名にテーブルが当たる」企画が持ち上がりましたが、しばらくして、アメリカの富くじ法に反するおそれがあるというので中止、くじの購入者には払い戻しがありました。
それ以来ずっと「あの横浜のギターは一体どこへ?」と気になっていた皆様!
なんとロジャーが先日チャリティのために行ったライブQ&Aで答えています。
「ピートのギターの一つを持っているよ、あいつが日本で壊したやつだ」、と・・。
ということは、ロジャーがこのテーブル(=10年前にピートが横浜で壊したギター)を所有していると思われます。
これは是非、機会があれば確かめてみたいものです。
ところで、先月行われ、週刊朝日の記事にもなった記者会見の中で、ピートが「唯一このときの模様を写したのがiPhoneによる動画撮影だった」と語っていますが、それはこの動画のことでしょうか・・・。
iPhoneは当時まだ発売されていなかったので、これもまた機会があれば質問してみたいものです。
http://youtu.be/tVG9u_nxWBI
尚、ザ・フー公式サイトthewho.comでは、ピートやロジャーはもちろん、長年のサウンド・エンジニア、ボブ・プリデン、リチャード・ヴァーンズ(ピートの長年の友人でザ・フーのアーカイヴィスト)、ジョン・アストリー(ピートの元義兄でサウンド・エンジニア)等のインタビューを今後予定しています。