べネディクト・カンバーバッチやザ・フーのロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼントらが、ロンドンのソーホーにあるナイトクラブ「Madame Jojo’s」の建物保護のための公開陳情書に署名しました。
アデルも駆け出しの頃に演奏した同クラブは、地方議会で営業許可が取り消されており、取り壊される予定とのことです。
ソーホーはイギリスの音楽や文化の発祥の地で、この劇場がなくなると、他の同じような小劇場もなし崩しに取り壊され、若手が育たなくなり、イギリス音楽業界の将来的な損失が懸念されています。
調べてみたところ、50年代から、バーレスクやキッチュなドラッグ・クイーン・ショーなどでロンドン名物でもあった、アール・デコ調のこのナイトクラブは、ピートが1967年頃に住んでいたフラットのすぐ近くにあるようです。
そのフラットも優美な円形の窓に彩られた美しい建築物で、後に「Trackplan」という若手ミュージシャン向けのピートのスタジオ事業のオフィスになりました。ロニー・レインのモバイル・スタジオもその事業の一環。
近くの建物が軒並み取り壊されるようなことにならないように願います。
http://www.theguardian.com/uk-news/2014/dec/04/madame-jojos-rescue-bid-soho