前任のロブも若い頃フレディ・マーキュリーの友人だったり、幅広い交友関係と知識の持ち主でしたが、リチャードも彼自身がリビング・レジェンド。数々のロックンロール・ライフを知り尽くしています。
日本人アーティストとも仕事をしてきた彼に「ロックン・ロールな思い出」を尋ねると、意外なことに、ザ・フーのファンとしても有名な忌野清志郎さんのお名前が返って来ました。
清志郎さんはロンドンのメトロポリス・スタジオで、ブロックヘッズとのレコーディングを行い、リチャードは清志郎さんのアルバム・アートをいくつか手掛けたそうです。
覆面バンド「タイマーズ」のヴォコーダーも担当し、仙台ではRC Succession公演の後、清志郎さんのファンの何百という女の子達に追いかけながら車に乗り込んだとか。「ビートルズもこんな感じだったに違いないよ!」と言っていました。
ザ・フーで何でも経験した彼がビックリしたくらいですから、確かにロックンロールな思い出ですね ^^
そしてやはり、清志郎さんは 本当にザ・フーが大好きだったそうです。
本日5月2日は忌野清志郎さんの命日。
清志郎さんの影響でザ・フーに興味を持った方もいると聞きます。
きっと天国で旧友のリチャードが大好きなバンドの公式な「フェイス」になったのを喜んでくれていることでしょう。
リチャードは明日(イギリスの2日)、彼のアルバムを聞いて追悼するそうです。
リチャード・エヴァンスのウェブサイトはこちら。
http://www.rdevans.com